K:ラリー・キング(司会)
M:ライザ・ミネリ
G:デービッド・ゲスト(ミネリの夫で、マイケルの親友)
K:マイケル・ジャクソンっていえば昨日、彼に何かあったようだね。窓辺で子どもを抱いたって理由で謝っていたけど、どうなの?僕たちには分からないところなんだけど、デービッド?
G:皆、本当のマイケルを知らないんだ。もう分かっていると思うけど、「ハーイ、元気にしてた?」なんて風には話さない人間なんだよ。 ある晩、リザ(ライザ)が電話中だったので僕が出たんだけど、マイケルは「ねぇ、もうこりごりなんだ。こんなこと、早く過ぎ去ってほしいよ」とかなんとか言ってた。それで突然リザが受話器をとって、話しはじめたんだ…
M:マイケル?彼は「ハーイ」と言っていたわ。私は、「あなたは混乱しているんだわ」と答えた。「何もかも分かっているの。あなたはここ数年、このことについて声を大にして頑張ってきたものね」それからこのとき突然に、理解できたことがあったの。
K:というと?
M:それは、「これ以上僕を傷つけられない」ということ。「僕は、君たちが思っているような人間なんだ。いろんな試練を乗り越えて、僕は僕になる。君たちには干渉させやしない」とね。
G:それはマイケルを言い表していないよ。むしろ、お店に行くときを想像した方が、彼らしいよ。
M:ラリー、マイケルはこれまで、ひどく傷ついてきたのよ。どうでもいいようなくだらない噂のためにね。
G:例えるなら、マイケルがお店に行ったとするよね。それで、絵画を買いたかったとする。その絵が1,000ドルとすると、マイケルはこう言うんだ。「700ドル。これでのむか、やめるかのどっちかだ。僕はもう知らないよ」これで終わりさ。マイケルは出て行ってしまうんだ。
M:デービッドの言わんとしていることは、私たちの知っているマイケルを…
K: マイケルには、2面性があると思うけど?
M:信じようが、信じるまいが、マイケルは私たちと同じなのよ。
K:先週の法廷の席での、マイケルの格好をどう思う?顔、鼻なんかもっとどうにかすべきだったと思うんだけど。あなた達は知っているでしょう?どうしてこんなことに?
G:ときどき人って、もう少しこんな風にすればもっと良くなるって、そう思うときがあるよね?だから信頼している人に全てを任せてしまい、そして…
K:あまり良くないね。
G:良くないね。