さて、具体的にマイケルはどのような活動を行なってきたのでしょう?マイケル・ジャクソンは、11歳あたりからジャクソン5の一員として、リードボーカルで舞台にたつことが多くなっていきます。ジャクソン5というのはマイケルの兄弟の中の5人(ジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロンそして、マイケル)から結成されたグループで、モータウンというレーベルに所属していました。ジャクソン5時代には、「I want you back (帰ってほしいの)」「I'll be there 」「ABC 」「Ben(ベンのテーマ)」など、その当時としては珍しい、クロスオーバーヒット(人種に関係なく受け入れられるようになった音楽的ヒット)を引き起こしました。

  ジャクソン5としての活動はレーベルとのもつれから1975年までで、この年からエピックに移籍し、ジャクソンズと名乗るようになります。ジャクソンズとしての活動と平行しつつ、マイケルはソロ活動に入ります。マイケル・ジャクソンとしての初めてのアルバム「Off the Wall」が発表されたのは、1979年。マイケル21歳のことです。このアルバムには「今夜はドントストップ」「ロック・ウィズ・ユー」などが入り、当時としては記録的な700万枚の売上となりました。

  1982年には、伝説の(?)「Thriller」がリリースされました。このアルバムからは 「スリラー」 「今夜はビート・イット」 「ビリー・ジーン」など7曲がベストテンに入るなど、さらなる活動に期待されました。またこの時発表されたビデオクリップ(マイケル風にいえば、ショート・フィルム)「スリラー」は、オカルト信仰を助長するものだなどという批判を受けましたが、40万本の売上という記録的数字が圧倒的な支持を物語っています。また、「ビリー・ジーン」の曲にのって語り草となったムーンウォークも、この頃生まれたパフォーマンスです。

 この後、「Bad(1987年)」「Dangerous(1991年) 」「HIStory (1995年)」「Blood on the dance floor(1997年) 」と、ほぼ4年ごとに素晴らしい作品を発表し続けてきました。グラミー賞や、ミュージック・アウォードなど、獲得した賞を挙げればきりがないほどですが、マイケルの活動は歌手としてのそれにとどまっているわけではありません。エチオピアの子供達を救済するためにリリースされた「We are the world」の他、「ヒール・ザ・ワールド」基金の創設など、ことあるごとに世界平和や子供達のためへの尽力を惜しまない姿勢は、評価されるべきでしょう。

 さて2001年、新曲だけからなる一枚のアルバムとしては「HIStory」から6年ぶりに、「Invincible(インヴィンシブル)」がリリースされました。これは発表されるまで今か今かと待ち続けられた作品でもあり、さっそく話題になっています。新たなマイケルの音楽の方向性を示したアルバムとして必聴の一枚ですね。さらなるマイケルの活躍にますます期待しましょう!!

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Who is Michael?
  マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の名を聞いたことのない人はいないのでは?というくらい、世界的に活躍している歌手ではないでしょうか?マイケルは、1958年8月29日、インディアナ州ゲーリーに生まれました。乙女座生まれの、ロマンチスト(?)でもあるマイケルです。

  そんなわけで今年、マイケルは44歳。私の周りにはマイケルの歳を聞くと、「え゛〜っ!」と叫ぶ人が多くいます。理由はといえば、「もっと若いかと思った」というのが多いのですが(^^)。これも偏に、彼の年齢を感じさせないパフォーマンスのお陰でしょう。。。

 マイケルの歌手としてのキャリアは、2001年で30周年を迎えました。30周年念記念コンサートには、ブリトニー・スピアーズや、デスティニー・チャイルドを始め多くの歌手達が集まったそうですが、ここでも時代を超えて、マイケルの音楽が支持されていることが分かりますね。